2013年7月31日水曜日

国が違えば常識も違うということ

出産予定日まで1ヶ月をきりました。多くの方が言っているように二人目の妊婦期間はあっという間です。

出産後の準備も一人目の時は色々と前もって揃えましたが、二人目はとりあえずあるもので、足りなかったら後で買えばいいかと。

で、ふと気づいたのがミルク。

色々な事情から娘のときは1ヶ月くらいで混合からミルクへと切り替えた私。

哺乳瓶、消毒、フランスでは一度も使わなかったミルクを温める機械(哺乳瓶にミルクを作って機械に入れると一定温度まで温まる)があるし、変圧器もあるから万全!

で、ふと思い出したのは日本のミルクって水じゃ溶けないらしいということ。じゃぁ、この機械って使えない??

ちなみにフランスの粉ミルクは安全基準を満たしているEVIAN(エヴィアン)またはvolvic(ボルビック)の常温水で溶かして与えるのが一般的でした(乳児の体質によって使う水は多少違うこともあります)。病院ではエヴィアンだったので、娘もミルクや水は日本に帰ってくるまで、ほぼエヴィアンでした。

じゃぁ日本では水は何が指定されてるんだろう?と思ったらミネラルウォーターはNG?しかも70℃でミルクを溶かす??しかも数年前は違う温度だったらしい???

「今の時代は昔より便利」なんて言われてますよね。しかも、便利なものを作るのが得意な日本なのにミルクの作り方って、私が赤ちゃんだった頃、数十年前とほぼ変わってないっていうこと?!

あまりに自分が思っていたミルクの常識と違いすぎて、かなりびっくりです。

日本では硬水の水なんて絶対ダメ!なんて言われてますが、フランスではそれが推奨されている。国が違えば常識が違うもので面白いです。

『郷に入れば郷に従え』というのも一理。でも、最終的に何を大切にするか、それは親自身が子供のためを想って決めることだと私は思います。

フランスと日本、あまりに違う出産・育児環境で戸惑うことも多いですが、「みんながこうしてるから、こう。これが当たり前」というのではなく、自分で調べて色々考える機会を得ることができて良かったと思ってます。
フランスのパジャマが足つきなのは乳児の体温を母親の胎内温度である37℃に保つためだそうです

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