2013年5月30日木曜日

産婦人科

帰国前から最大の問題でもあった産婦人科、無事に決まりました。

帰ってきて早々、予約をした病院へ行き、分娩も受け入れてくださるとの言葉をもらい、一安心。

病院は自宅から電車で30分とちょっと遠い?ですがパリでも病院まではバスで1時間だったことを考えればポッシブルです。

個人病院ですが、先生も看護師さんもとっても優しいです。

パリの先生から英語の紹介状をもっていったのですが、案の定、日本の先生からは「字がきれいすぎて読めないなあ~(笑)」と言われてしまいました。フランス人の書くローマ字って日本人のそれとはちょっと違うこともありますし、汚いことが多いんですよね・・・。

それでも私の説明を聞いて納得してくれた先生。

フランス語の血液、染色体異常、エコーなどの検査結果一式は日本人からすると意味不明で再検査をすすめられることが多いと聞いていたのですが、こちらも先生ご自身が調べてくださったようで、足りない検査を必要に応じてねー、ということでした。検査費用もバカにならないので、リベラルな先生で本当に助かりました。

2回目の健診時、娘になぜかイタリア語で「buona sera(ボナセーラ)」と言っていた先生、面白い方です(笑)。

健診が2週間に1回と頻繁なのが若干気になるところ(日本では普通らしいですね)ですが、良さそうな病院が見つかっただけでも良かったです。

2013年5月29日水曜日

オーブンレンジ壊れる

日本の家電って本当に素晴らしいです!!!それはもうフランスのものと比べたら天と地との差があります。電気屋さんで「以前使っていたのは?」と聞かれ答えるたびに「いつの時代の商品だよー」と苦笑を浮かべる店員さんと自分たち。

洗濯機は爆音をたてたりしないし、掃除機は重すぎて小回りがきかないなんてことはないし、冷蔵庫は霜がこびりついたり、冷気が漏れたりはしないし・・・etc。また、炊飯器はお米の美味しさにびっくり!

あまりに高機能すぎて説明書を読むのが大変というのも少しありますが、やっぱり素敵です。

で、その素敵家電の中でも比較的こだわって選んだのがオーブンレンジ。

フランスではオーブンはビルトイン、電子レンジは本当に温めるだけの機能がついたアナログタイプを使用していました。

パンを焼いたり、お菓子を作ったりするのにオーブンは絶対に必要と思い、店員さんに事情を話し「何度まで使えますか?」と聞いたら「マイナス5℃~・・・」と言われ???「マイナスって何に使うんですか?」と聞いた私たち夫婦。こんなこともできる、あんなこともできる♪と買って、1ヶ月、使うこと数回で電源が入らなくなりました・・・。

まさかの展開にここはフランスじゃないよねー?と。

幸い、初期不良ということで2日後には新品と交換してもらいました(このあたりの迅速さは日本ならでは)。

説明書を見ながら、オーブンレンジでできる料理の種類に感心しながらもまだ一つも試してません(笑)。これからこの素敵オーブンレンジを使いこなしたいと思います。

oisix

日本に帰ってきてから野菜や果物の値段の高さにびっくりしています。しかも量が少ない・・・。あれ、こんな小さかったっけ?少なかったっけ??と目を疑うほど。

フランスでは、周りの人たちが買う量に驚き、こんなにたくさん何に使うんだろう??と思っていたのに、日本では自分がこんな風に思うなんて思いもしませんでした。

特に困るのがじゃがいも。フランス人、イモにうるさいです(笑)。種類が豊富ですし、美味しい!

でも、ここは日本。料理によって種類を変えようにも、スーパーにあるのは男爵かメークインの2種類がほとんど。しかも一袋にちょっとしか入ってない・・・。なんでこんなに少ないのよー(泣)、と思うと同時に、自分がいかに多くのじゃがいもを一度の料理に使っていたか、または頻繁に作っていたかを思い知りました。

余談ですが、この間はじめて男爵で肉じゃがを作ったら娘に「美味しくない」と言われました(泣)。わが家のわがまま娘はメークイン好きのようです・・・。

もちろん、大根、なす、かぶ・・・etc日本のほうが遥かに美味しい野菜もたくさんありますし、フランスでは手に入りにくい美味しい野菜がたくさんあるのも事実です。

ただ、気になるのは放射能の影響。娘もまだ小さいし、これから生まれてくる子のことを考えると、やっぱり気になります。

そこで先日、はじめて試したのがoisix(オイシックス)。

箱を開ける瞬間は何とも言えない楽しみがあります

どの食材もとっても丁寧に作られていることを実感できる味にびっくり。フランスの野菜は味が濃い気がしますが、こういった繊細さはやっぱり日本のほうが格段に上だなぁと思いました。

安心で美味しい野菜に大満足!ですが、お値段は決して安くないので、ある程度予算を決めて頼もうかなぁなんて考えています。


2013年5月28日火曜日

乳製品

フランスは農業大国だけあって、乳製品の種類が本当に豊富でした。

ただ、前記事にも書いた通り、生の牛乳(殺菌してない)を飲む習慣はないので、牛乳は常温、賞味期限は1年くらいある殺菌済みのタイプを買うのが一般的なようでした。

日本の牛乳は当然、美味しいですが、娘はNG。

でも、子供用ヨーグルトってほとんどない日本。(なぜ???)そうはいっても、フランスのダノンが出しているプチダノンにはイチゴ味、りんごとピーチ味があるから安心なんて思っていたのが間違い!フレーバー云々以前にヨーグルトそのものの味が違うらしく、ヨーグルト大好きだった娘は拒否・・・。ピーチやりんごより馴染みのあるいちごを何とか口へ運ぶ毎日です。。。

確かにダノンBIOの味がフランスと比べると全然違うのも事実。量や種類が少ないのはもちろん、正直、味がしない&美味しくない・・・(あくまでも個人的な感想です)。

フランスで頻繁に食べていたギリシャヨーグルトも味が薄い・・・。結局行きついたのは明治ブルガリアヨーグルト。これが一番美味しいです。お値段も安いですし。

ヨーグルト以外にこういったことが起こるのがチーズ。パルメザンチーズを買っても臭いがしない&味が薄い?と大量にかける主人(これじゃぁフランス人のことどうこう言えないw)。

ただ、娘は近くのスーパーでこれを発見!!

あまりに好きすぎて持って帰る!と言い張りこの状態
見つけた瞬間に「チーズ!」と大興奮だった娘。

フランスでも御馴染みのLa vache qui litです!日本の大手企業伊藤ハムが出しているらしく、フランスよりは高いけれど、割とどこのスーパーにもおいてあるので助かります。

冷蔵庫を開けるたびに「チーズ」とせがむ娘、夕食後、チーズを食べるひと時が娘の至福のひと時(笑)。

ヨーグルトは残念だけど、チーズがあって良かったね。

一時保育

引っ越して早々、区役所で説明を聞き、手続きを踏んだ一時保育。先日、保育園に面接に行き、6月から預けられることになりました。

フランスのギャルドリー(託児所)では平均週2~3回、午後13時半~17時15分まで(おやつ付き)、時給は所得に応じて変化しますが、マックスでも5ユーロでした。

母親も働いている場合がほとんどということもあり、子供を預ける環境がかなり整っていたフランス。

一方、日本ではまだまだこの辺は厳しそう・・・という印象。

実際に私の住んでいる区でも一時保育は月最大5回まで。時給600円、プラス給食費300円、おやつ100円。それでもシッターさんに預けるよりは安いし、何よりも他の子供や大人と触れ合う機会を作ってあげたいと思い、利用を決めました。

9時から17時までの間、好きな時間に預けることができる点と、家から徒歩15分圏内と近いのはフランスよりもいい点です。

施設は新しいらしく、とってもきれいで且つ衛生的(フランスは・・・)、そして先生たちが若い!!一応、庭に遊具がありましたが、狭いので近くの公園へ連れて行ってくれるとのことで、これは公園好きの娘にとってはかなりポイント高しです。

言わずもなが、給食&おやつは健康的&栄養のバランスもよくて安心です(笑)。ただ、それを娘が食べれるかどうかは別の問題ですが・・・。

日本だから色々な点で規制があるのかなぁなんて勝手に思っていたのですが、慣らし保育も無、doudouを持って行ってもOK、お昼寝ができなくてもOKとかなりアバウトな印象。唯一、牛乳だけは飲ませる努力をしてくださいと言われました(生の牛乳を飲むのは日本ならではですよね)。若干、こんな適当で本当に大丈夫か??と心配ではありますが、まぁぎちぎちに決められているよりは楽かなぁと。

とりあえず6月中は自分の中で慣らし保育的なプログラムを組んでお願いしてみるつもりです。

フランスのように基本自由です!という環境ではなく、みんなで一緒に何かをする時間もあるとのことで、マイペースな娘が集団行動に適応できるか、かなり心配ですが、先生からの「そのうち慣れます」という言葉を信じています。

さて、どうなることやら楽しみ半分、不安半分です。


2013年5月25日土曜日

バゲット事情

日本での懸念事項のうちの一つが娘さんのバゲット。

大好きなバゲット、おやつに食べることも多いです。せっかく日本に帰ってきたのだから日本風のいわゆる惣菜パンや柔らかい食パン(サンドイッチ)もぜひ!と試みたものの激しく拒否・・・。きっとそのうち食べるでしょうということで与えるのを断念。

東京でバゲットといえばやっぱりVIRON(ヴィロン)!

パリのバゲットと比較しても劣らず、焼き立ては特に美味しいです。お値段高いのが痛いところですが、家からも比較的近いので助かります。

バゲットサンドも美味しいし(これも高いけど)、テラス席があるのもポイント高いです。

ただ、パン・オ・ショコラは普通。ショコラがやっぱり違う気がします。

続いて、MAISON KAYSER(カイザー)。こちらはパリと同じレベルというわけにはいきません(パリでもそれほどではないですが)が、ポッシブル。都内にいくつも店舗がありますし、我が家からも近いので便利です。

最後は近所のパン屋さん。こちらにも天然酵母のバゲットがあって、焼き立ては(ここ重要)なかなか美味しいです。事情を話すと「取り置きしておくこともできますよー」と優しいお言葉をいただきました。開店時間が遅いのがネック(パリでは7時開店が普通)ですが、家からすぐなので朝ごはんに最適です。

買ってきたバゲットは切ってから3等分くらいにして冷凍庫へ。食べるときは自然解凍です。わが家の瞬間冷凍室はバゲットたちが占領しています。

VIRONのバゲットを「美味しいねー」と言いながら食べる娘さん、そりゃぁこの値段だもの(苦笑)。まだまだバゲット大好き病は続きそうです。

土曜の昼は混雑してます

2013年5月24日金曜日

やっぱりブログ続けます

花の都?!(生活してみると大いに疑問ですが・・・)パリから東京へ。

パリでの生活を記録するために始めたブログ。パリ生活の終わりと共にブログをやめようかなぁと考えていたのですが、色々思うところがあり、ブログを続けることにしました。

数年しか住んだことのない外国『フランス』、何十年も住んでいる母国『日本』。勝手知ったる日本での生活とはいえ、初めての東京での結婚生活、育児、そして出産と帰国後1ヶ月たった今も毎日の生活に奮闘中です。これもまた数年たてば、あの頃は大変だったなぁなんて笑える日が来ることを信じてブログに記録していくつもりです。

ちなみにこのブログは、まだ試行錯誤の段階なので、ブログタイトルを含め、ちょこちょこ手直しを入れていこうと思います。